
エミール=オーギュスト・シャルティエ(Emile-Auguste Chartier, 1868年3月3日 - 1951年6月2日)はフランスの哲学者。アラン (Alain) というペンネームで知られる。ノルマンディー地方のモルターニュ=オー=ペルシュ生まれ。エコール・ノルマル・シュペリウール卒業後、リセの教師となる。 過去の偉大な哲学者達の思想と彼独自の思想を絶妙に絡み合わせた彼の哲学講義は、学生に絶大な支持を受け、彼の教え子達の中からは、後の哲学者が多く輩出されている。女流哲学者のシモーヌ・ヴェイユは彼の教え子。 ルーアンのリセで教えていた時に、アラン名義で「デペーシュ・ド・ルーアン」紙にコラム「プロポ (propos)」を寄稿し始める。
平和主義と反戦思想を持ちながら、46歳で、第一次世界大戦に志願して従軍。3年後に除隊してアンリ四世校の教職に戻る。
65歳で教職を退職し、83歳で亡くなるまで執筆活動を続けた。

http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/07_bonheur/index.html
不幸をなげき悲しみ、他人や社会のせいにするのはたやすい。しかし自己憐憫からは何も生まれないとアランは述べる。そして幸福を得る方法としてまず大事なのは、不幸の原因を見詰め、対処法を見つける事だという。そしてアランは、気分が沈まないようにするため、意識的にあくびや背のびをして気分をリラックスさせるといいと語った。第1回では、誰にでも出来る幸福への道筋を解説、負の感情にとらわれないようにする術を学ぶ。

2011年11月 2日(水)午後10:00〜10:25
不幸をなげき悲しみ、他人や社会のせいにするのはたやすい。しかし自己憐憫からは何も生まれないとアランは述べる。そして幸福を得る方法としてまず大事なのは、不幸の原因を見詰め、対処法を見つける事だという。そしてアランは、気分が沈まないようにするため、意識的にあくびや背のびをして気分をリラックスさせるといいと語った。第1回では、誰にでも出来る幸福への道筋を解説、負の感情にとらわれないようにする術を学ぶ。

2011年11月 9日(水)午後10:00〜10:25
アランは幸福の例として芝居をあげる。つまらない芝居を見ると退屈する。しかし自分が芝居に出る時にはつまらない芝居でも退屈しない。だから「幸せになりたい人は舞台に上がらなくてはならない」とアランは言う。幸福を得るためには、人生の主役になって前向きに努力することが何より大切だ。もちろん努力は苦しいことでもある。しかし人は苦しさを乗りこえた時こそ、幸福を感じる。棚ぼた式の幸せはありえないとアランは記した。

2011年11月16日(水)午後10:00〜10:25
礼儀を知らない人はよい人間関係を築けない。そのため人は礼儀を学ぶ必要があるとアランは言う。アランは礼儀とはダンスのようなものだとした。規則だけ覚えても、自然に動けるようにならなくては、ダンスにならない。過剰に意識するのではなく、半ば無意識のうちに相手に敬意を払えるようになること−それが礼儀だとアランは説いた。ありのままの相手を受け入れられる広い心を持つ、それも幸せには大切なことなのだ。

2011年11月23日(水)午後10:00〜10:25
幸福論の終盤でアランは「幸福とは義務である」と結論づける。ひとりひとりが幸福であろうと決意することが社会全体をより良くするとアランは考えたのだった。最終回では、合田さんに加え、幸福論のファンだという、諏訪中央病院名誉院長の鎌田實さんをスタジオに招く。震災など、社会全体が未曾有の困難に直面している今、アランの言葉をどう受け取るべきなのか。幸福は人の「徳」であると位置づけたアランの真意に迫る。


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